苗場山麓の様々な水源から溢れる超軟水によって形成された中津川。その大地に広がる中魚沼の津南町は数々の湧水があり名水百選にも選ばれる、まさに自然の恵みが凝縮された場所です。この地は1年のうち数ヶ月もの間、雪に閉ざされ厳しい冬を迎えます。その間、大地は静かに休息し、雪の下では微生物たちが活発に活動し、春になると豊かなミネラルを解放することで、土壌が新たな命を育む準備を整えます。田んぼの中では無農薬のお米が自然の力を最大限受けます。この恵まれた環境で育てられたお米コシヒカリは、粒一つ一つがふっくらとして甘みと旨みが絶妙なおいしさを作ります。 そのお米から作られるぬかは、ただの副産物では無く豊かな栄養素をたっぷりと含んでおり、栄養価は驚くべきものです。ぬかにはビタミンB群（特にB1、B2、B6）が豊富に含まれ、代謝を助け健康な肌や髪を保つために重要です。また鉄分・カルシウム・マグネシウムなどのミネラルも豊富で、骨や血液の健康をサポートします。 さらに食物繊維が腸内環境を整え、抗酸化作用のあるフェルラ酸やオリザノールが体の免疫力を高め、炎症を抑える働きをします。このぬかを使って炊き上げた私たちが提案する「ぬか炊き米」は、栄養と風味が一体となった最上級の美味しさです。「ぬか炊き米」は玄米の食感とは異なり白米と同じです。ぬかのほのかな香りと共に、食べるたびに体に優しい栄養が行き渡り、自然な甘みとコクが感じられます。ぬかに含まれるビタミンやミネラルがダイレクトに摂取できることで健康面でも非常に優れています。 この中魚沼の津南町の恵みを受けたお米コシヒカリと、さらにそのぬかを使った製品たちは、ただの食材や副産物という概念を超えて、私たちの生活をより豊かにし、健康と癒しをサポートしてくれる貴重な資源です。